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AD=3cm
三角形DEFの一辺の長さはわからない(高校で習う方法を使えばわかるが・・・)。 したがって、辺の長さから三角形DEFの面積と三角形ABCの面積を比べることは難しい。 そこで、三角形ABCの中の三角形DEF以外の部分の面積が全体の$\frac{5}{12}$であると考えてみる。 つまり、 $$△ABC:(△ADF+△BED+△CFE)=\\ 12:(12-7)=12:5$$ ということを利用して解くことにする。
始める前に、次の図のような面積の比率の計算式を確認しておく。
では、先程の計算式を使って、実際に△ABCと△ADFの比を求めてみる。
次の図のように、$AD=x cm$とする。$AD=BE=CF$より、$CF=x cm$となる。
よって、$AF=18-x cm$である。したがって、
$$\triangle ABC:\triangle ADF=AB \times AC : AD \times AF\\ =18 \times 18:x\times(18-x)$$△BEDと△CFEも△ADFと同じ面積なので、△ADFと△BEDと△CFEの和は△ADF3つ分なので、 $$\triangle ABC : \triangle ADF+\triangle BED+\triangle CFE =\\ 18 \times 18 : 3 \times x \times (18-x)$$ となる。
図で、正三角形ABCの辺AB上に点Dを、辺BC上に点Eを、辺CA上に点Fを、AD=BE=CFとなるようにとる。
AB=18cmで、AD<BDとする。三角形ABCの面積と三角形DEFの面積の比が12:7であるとき、線分ADの長さを求めなさい。
※この問題の小問1で三角形ADFと三角形CFEが合同であることを証明する問がありますが、それは省略しています。