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解説参照
$a:b=1:23$にするということは、$360 \div 24=15$より、次の図のように$15°$の場所に点$P$を昨図したいということである。
定規とコンパスを用いた作図でよく使うのは、次の二つであろう。
ここでは、方法を2つ紹介する。(1つは学校発表の模範解答)
正三角形から60°を作って、半分、半分にして15°にする。
1:円の中心を求める
$AB$の垂直二等分線を描いて中心$O$を求める。
2:正三角形を作る要領で60°を作る
これは、下図のように、$B$から円の半径と同じ半径で円弧を描いて交点を求めて中心と結ぶ。
あとは、角の2等分線を2回行えばよい(省略)。
これは模範解答に載っている解法である。こちらのほうが少し手間が少ない。
$AB$の垂直二等分線を描いて中心$O$を求める。ここまでは同じ。
2:直角側から正三角形を作って30°を作る
図のような点を$C$としたとき、Cの側から円と同じ半径で円弧を描くと点$D$ができ、$\angle DOB=15°$となる。 この方法のほうが賢いやり方である。あとは1回二等分線を描けばよい(省略)。
方法1でも誤りではないので、いろいろな角度を作れるように練習しておくことが大事である。
上図で、点$P$は線分$AB$を直径とする円の周上にあり、 点$A$を含まない$\overarc{BP}$の長さを$a cm$、点$A$を含む$\overarc{BP}$の長さを$b cm$としたとき、 $a:b=1:23$をみたす点である。
下の図を元にして、$a:b=1:23$となる点$P$を直径$AB$より上側に定規とコンパスを用いて作図し、 点$P$の位置を示す文字$P$も書け。ただし、昨図に用いた線は消さないでおくこと。
(※当サイト注:下の図が解答用紙に描いてあり、その上に$P$を作図する、という意味です。)