100円、50円、10円の3枚の硬貨を同時に投げるとき、表が出た硬貨の金額の合計が 60円以上になる確率を求める。ア、イ、ウに当てはまる値を、それぞれ書きなさい。
3枚の硬貨の表裏の出かたは全部で(ア)通りあり、表が出た硬貨の金額の合計が60円以上になる出かたは(イ)通りである。したがって、求める確率は(ウ)となる。
まず、全体の場合の数は、100円、50円、10円の裏表がそれぞれ2通り、あるので $2 \times 2 \times 2 = 8$ 通りとなる。
金額は表を作ってしまうとわかりやすい。
100円 | 表 | 表 | 表 | 表 | 裏 | 裏 | 裏 | 裏 |
50円 | 表 | 表 | 裏 | 裏 | 表 | 表 | 裏 | 裏 |
10円 | 表 | 裏 | 表 | 裏 | 表 | 裏 | 表 | 裏 |
合計 | 160 | 150 | 110 | 100 | 60 | 50 | 10 | 0 |
この通り、60円以上になるのは5通りなので、確率は $\frac{5}{8}$ である。