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(1)$\frac{1}{9}$(2)5
片方から白玉を取り出す確率は$\frac{2}{6}=\frac{1}{3}$である。
したがって、両方から白玉を取り出す確率は、 $$\frac{1}{3} \times \frac{1}{3}=\frac{1}{9}$$ となる。
計算をする前に、予想ではどうであろうか?1~3では、3の「どちらも黒玉」が確率が高そうである。
4~6では、「白玉1個と黒玉1個」が確率が高そうである。これらのどちらかになりそう・・・という予想をたてて解く。
では、それぞれの場合の確率を求めてみる。
赤玉一個を取り出すのが$\frac{1}{6}$なので、
$$\frac{1}{6}\times\frac{1}{6}=\frac{1}{36}$$となる。
(1)で求めたとおり、$$\frac{1}{9}$$である。
黒玉1個を取り出すのが$\frac{3}{6}=\frac{1}{2}$なので、
$$\frac{1}{2}\times\frac{1}{2}=\frac{1}{4}$$となる。
片方が赤玉で、他方が白玉の場合は$\frac{1}{6}\times \frac{1}{3}=\frac{1}{18}$となり、さらに逆の場合もあるので、2倍すると、
$$\frac{1}{18}\times 2 = \frac{1}{9}$$
片方が白玉で、他方が黒玉の場合は$\frac{1}{3}\times \frac{1}{2}=\frac{1}{6}$となり、さらに逆の場合もあるので、2倍すると、
$$\frac{1}{6}\times 2 = \frac{1}{3}$$
片方が赤玉で、他方が黒玉の場合は$\frac{1}{6}\times \frac{1}{2}=\frac{1}{12}$となり、さらに逆の場合もあるので、2倍すると、
$$\frac{1}{12}\times 2 = \frac{1}{6}$$
これらから、もっとも起こりやすいのは、「白玉1個と黒玉1個」の場合である。(確率は$\frac{1}{3}$)
2つの袋を袋1と袋2として、取り出した玉のパターンを表にすると次のようになる。
これをみると、それぞれの確率がわかりやすいであろう。 「黒と白」が一番出やすいというのもよく分かる。
袋1→ | 赤 | 白 | 白 | 黒 | 黒 | 黒 |
---|---|---|---|---|---|---|
袋2↓ | ||||||
赤 | 赤赤 | 白赤 | 白赤 | 黒赤 | 黒赤 | 黒赤 |
白 | 赤白 | 白白 | 白白 | 黒白 | 黒白 | 黒白 |
白 | 赤白 | 白白 | 白白 | 黒白 | 黒白 | 黒白 |
黒 | 赤黒 | 白黒 | 白黒 | 黒黒 | 黒黒 | 黒黒 |
黒 | 赤黒 | 白黒 | 白黒 | 黒黒 | 黒黒 | 黒黒 |
黒 | 赤黒 | 白黒 | 白黒 | 黒黒 | 黒黒 | 黒黒 |
図のように、2つの袋の中に、赤玉が1個、 白玉が2個、黒玉が3個ずつ入っている。 袋の中をよくまぜてから、それぞれから1個の玉を同時に取り出すとき、次の問に答えなさい。
(ア)それぞれから取り出す玉がどちらも白玉である確率を求めなさい。
(イ)それぞれから取り出す球の組み合わせとして、最も起こりやすいのはどれか、次の中から1つ選びなさい。